先日行われました「昼の海岸生き物観察」のご報告です。
おだやかな曇り空のもと、まずは海にいるさわっちゃいけない生き物を紹介していきます。
砂浜にでて、「うみほたる」を捕まえるための仕掛けを置いていきます。
仕掛けを早く海に投げたがっているのかな
蓋をよく締めて
瓶がよく海に沈んだら、杭に結びます。みんなでしっかり持ってね。
仕掛けづくりが終わったら、砂浜の上にいる生き物を見てみます。
よーく目を凝らしてみると、砂浜の上を小さな虫が飛び跳ねているのがわかります。
これはハマトビムシという小型の陸棲甲殻類です。ハマダンゴムシもいます。
いわれないと気付かないですよね。
トレイを照らし、真剣に見つめる子供たちは、みんな興味津々。
空が染まってゆきます。
このトンネルはどこにつながっているのかな?
大人がみればなんてことない水路も、子供たちにとっては不思議が詰まっています。
ここからはスナガニを探していきます。穴をホジホジ
巣穴はどこかなー
大人もがんばって20cmくらい掘っていきます。
すると、穴の中からスナガニが出てきました。網で捕まえかごに入れて観察します。
大人もドハマりして、黙々と穴をほってしまう面白さ!
スナガニは甲らの幅(甲幅)が成長しても3㎝ほどの小型のカニです。体色は生息地の砂の色とよく似ていて、両眼が大きくて警戒心が非常に強く、人の気配を感じると、砂地 掘った巣穴に素早く逃げ込みます。巣穴の開口部の直径は1~3㎝ほどで、穴の周辺に山状にもりあがった砂団子が見られます。夜行性のカニなので、昼間は巣穴に入っていることが多く、おもに夜間に活発に活動します。
夜に活動するのって、なんかいいよね。
今度は海のそばにある崖にすすみ、ヒトハリザトウムシを観察します。
あたりは真っ暗に
この後、ウミホタルを観察することができ、青白く光る姿が見れた!!
のですが、写真をとることができませんでした汗
参加頂いた皆様ありがとうございました!
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